子犬が鳴いています〜犬と私397〜

子犬が鳴いています〜犬と私397〜

迎えたばかりの子犬は、よく鳴きますね。

家事や雑務で子犬のそばにいてあげられない時に、ハウスで鳴いている。夜鳴きをする。早朝に鳴く。ご飯の用意をしていたら鳴く。

これらの鳴いたときに、どうしてあげたらいいのかな?と悩む方も多いです。

鳴くたびにいちいち相手をしてあげたら、しつけのためには良くない⁈と思われがちですが、対応してあげて大丈夫です。

迎えたばかりの子犬(生後2〜3ヶ月ごろかと思います)は、人の赤ちゃんと同じです。

そして、新しいお家に来てこれまでとは環境が変わり、不安や寂しさを感じやすい時期です。

夜鳴きをするなら、ハウスの横にお布団を敷いて、しばらく一緒に寝てあげてもいいですし、寝室にもう一つハウスを用意して、夜は一緒の部屋に連れて行ってあげるのもいいですね。(一緒に寝てあげられなくても、夜中に見に行ってあげることはできますね)

日中に用事をしているときには、毎回呼ばれるたびに手を止めて、すぐには行ってあげられない時もあります。

そんな時には声をかけてあげるだけでも、いいですよ。

「台所にいるよ〜、ちょっと待ってね〜」

「洗濯物をほしてるよ!」

 

時には姿が見えなくなるだけで、鳴くような時期もあります。

「トイレに行ってくるね!」

「お風呂に入ってくるね」

一言、伝えてから行きましょう。そのうち、すぐに帰ってくることも理解できます。

新しい暮らしに慣れて、家族の生活パターンも分かってきて、子犬にもリズムができてくると【いつものこと】となり、落ち着いてきます。

子犬を迎えて数ヶ月の間は、新しい環境、家族に慣れてもらうこと、飼い主さんを頼ればちゃんと応えてくれること【愛着関係をつくること】が重要です。

飼い主さんと愛着関係(絆)ができると、子犬は安心して世界を探索していけます。(怖かったら守ってくれる飼い主さんがいますからね!)

そうして、今後の成長発達にも大きく影響してきますので、子犬の時期によくあるトイレの失敗や甘噛みで叱って怖がらせたりすることなく、穏やかに育てていただきたいと思います。

 

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