マーキングあれこれ〜犬と私572〜
お散歩中など、犬たちの外での排泄の様子を見ていると、性格のように多種多様です。
性格が多種多様だからこそ、排泄の仕方もいろいろあるのだと言えるのかもしれません。
マーキングが多いタイプ
思春期の男の子だったり、発情期の女の子はマーキングが増えやすいです。
おしっこやうんち、時には排泄後に後ろ足を蹴り蹴りしてさらに強く足跡を残す行為は、僕がきたよ、私がきたよ、メッセージを残したい主張の強いタイプです。
しかし、性格がしっかりしている、強い子だけでなく中には、不安だからこそ落ち着くためにマーキングをよくすることもあります。
自分の匂いをあちこちにつけることで、落ち着こうとしているタイプです。
マーキングしないタイプ
マーキングどころか、外では排泄しない子もいます。
外の環境にまだ慣れていなくて不安が強かったり、自分の痕跡を残すことで、誰かが自分のことを知ってしまう不安…知られたくない、主張したくないタイプとでも言えるでしょう。
他の犬のマーキング跡は嗅ぎますので、メッセージの読み逃げのようなイメージです。(足跡、いいね、コメント、どれも残しません)
外の環境、対犬との社会化が進むと、排泄もできるようになってきます。
その時も、どこに排泄するか?は様々です。
マーキングの場所
他犬のマーキング跡の真上にかける子もいれば、隣にする子もいたり、かなり離れた場所でする子もいます。
真上にかける場合は、相手の投稿に上書きするイメージ。
隣はコメントを入れた感じ、もしくは新しく投稿した感じでしょうか。
離れた場所にするなら、さっき読んだ投稿者とは関わりたくなくて、新たに違うところで投稿した感じ(Facebookは読むだけで、自分はInstagramに投稿)
匂いの世界
匂いの世界で生きている犬たちは、私たちが見ている、捉えている世界とはまた違っている部分があります。
犬にまつわる研究結果や、私たちの観察、想像力によって、まだまだいろいろな発見がありそうです。
ぜひうちの子の、マーキングの特徴を観察してみてくださいね。いつもと違う時は何があるのか?探求するのも面白いです。