怖いものが多い〜犬と私604〜
「犬が何かを怖がる」
その怖がる対象が避けられないものであることは多いです。
たとえば、動物病院、トリミング、お散歩で出会う犬、車など…
怖がるものがあった時、そのことを放置するのは良い対応とは言えません。
日常生活で怖いものが多いのは、犬の生き辛さに影響するからです。
動物福祉の面からも、怖がるものへの恐怖度を下げる取り組みが必要ですね。
その取り組み方が、無理やりにでも近づけて慣らすのは逆効果ですし、よくあるオヤツをあげて慣らすのも、場合によっては新たな問題※を作り出すこともあります。
※新たな問題とは…怖いものが出てくる前触れがオヤツとなり、オヤツを出そうとしたら震える、逃げる、パニックになる、攻撃的になる(防衛のため)などです。
怖がりの克服は、今の状況を把握してからトレーニングプランを考えます。
実際のトレーニング中にも犬のボディランゲージを読みながら、トレーニングの進め方を調整することが必要です。
ある意味トラウマになっていることを克服するようなものだと思ったら、緻密に進めていくことが大切だと分かります。
プロの手を借りながら、うちの子のQOL向上に取り組んでみてくださいね。