思い出話〜犬と私701〜
先生は犬は飼われているのですか?と聞かれることが時々ありますので、少しお話したいと思います。
長いお付き合いの方はご存じだと思いますが、スクールを開業した当時はシーズー、ラブラドールレトリーバー、ボーダーコリー、猫2匹の大家族でした。
4年前にボーダーコリーの葵(あおちゃん)が亡くなり、それから犬のいない生活を送っています(代わりに子ども3人の子育てに奮闘しています)
私が犬を飼いたくて、でも飼えないマンション生活だったため、小学生のころはハムスターをたくさん飼っていました。
昔は今のようにハムスターの種類も多くはありませんでしたので、昔からいるゴールデンハムスターばかり5匹、あと知人から譲ってもらったジャンガリアンハムスターもいました。
今でもハムスターはゴールデンが一番好きです。
さて、そんな動物好きで将来の夢はペットショップの店員と書いていた子どもが、13歳の時に念願のシーズーを迎えました。
その子のトイレのしつけが全然できなかったことがきっかけで、犬に関する本をたくさん読み、犬の世界について知り、愛護活動に興味を持ったり、トレーナーを目指すことにまでなったのです。
トイレのしつけができなくて、1日中掃除掃除!で当時は気が狂いそうでしたが、それがなければ、トレーナーにはなっていなかったかもしれません。
そのシーズー(リング)とお散歩をしている時に、2匹の生まれたての子猫が捨てられているのを見つけました。
残念ながら1匹はすぐに亡くなり、もう1匹はミルクで上手く育ってくれて、コロナ前まで長生きしていくれたのです。我が家の最長寿23歳でした。
その後も、シーズーがお世話になっていたトリミングサロンから、里親募集中の子猫を譲り受け、家族は犬1頭、猫2匹に。
そして猫は猫好きな母に託して、シーズーを連れて犬の世界へと修行に入ったのでした。
トレーナーとしての修行中に担当していた多くの犬の中の1頭がラブラドール(ネロ)です。
独立するときに、大変だから置いて行けば?と先生に言われたものの、置いていくことは考えられず香川県まで一緒に来てもらいました。
もう1頭、訓練所で生まれて、まだ子犬の時に担当になったので、すぐに家に連れて帰ったのがボーダーコリー(葵)です。
修行させてもらっていた京都から、香川県へとシーズー、ラブラドール、ボーダーコリー、実家の母と猫2匹も一緒に帰ってきたのが、2007年のことです。
それから、15年の今年。スクールも15周年で多くの方にお祝いして頂きました。
23歳まで生きてくれた猫のポッちゃんが亡くなったのが2019年の夏のことです。
それから犬も猫もいない生活を送っています。
寂しいですが、今は責任をもって犬や猫と暮らせる状況にないと分かっていますので、新しい子は迎えていません。
その分、みなさんの犬育てのお手伝いをさせてもらいながら、近くで成長を見守り、一緒に成長を喜べる幸せを感じています。
過去のブログにも一部、闘病や介護について掲載しています。もしよろければ、カテゴリー(猫のこと、葵のこと)からご覧くださいね。