心と身体の不調とお天気〜犬と私193〜
暑さが厳しくなってきましたね。
初めての夏を経験する子犬や若い犬、老犬に
マズルの短い犬たちも、特に気をつけてあげたい季節です。
お天気と体調の関係性を調べる
お天気アプリを利用
以前の記事でもご紹介した「頭痛ーる」の
アプリを使ってみられましたか?
まだの方はぜひ上のリンクから記事に飛んで
ダウンロードしてみて下さい。
先日受講した「うんちセミナー」でも
獣医師の森先生が
このアプリをオススメされていました。
「年を重ねるとお天気とともに生きる」
と森先生。
年齢が高くなった、だけでなく弱っている時も
お天気の影響は受けやすいです。
反対に若かったり、元気だと、
少々のお天気の変化になんて左右されないのですよね。
雨が続くと気分も晴れない。
やっぱりお天気が良い日の方が気分も良い。
そういう話も聞きますが、まさしく身体に感じる
不調だけでなく、心の健康も左右するのがお天気です。
記録をとって体調不良の原因となるものを調べる
「頭痛ーる」のアプリでは簡単に
自分の体調を記録できます。
10回記録ができると、自分の体調不良が
どのようなお天気の時に起こっているのか
傾向を教えてくれます。
私の場合は「気圧が下がる時が要注意」でした。
気象病、お天気痛と言われる症状は
下記のように様々な体調不良が起こります。
- 頭痛
- めまい
- 神経痛
- ぜんそく
- 古傷が痛む
- 腰痛
- 関節痛
- 低血圧
- うつ病
- 心疾患
など。
飼い主さんの体調は、軽く頭痛がした
フラフラっとめまいがあったなど
ご自身のことなので細かく分かりますが
ワンちゃんが実はちょっと頭が痛い
なんだかフワフワする…という時も強い症状
でなければ、なかなか人の目では気づきにくいです。
そこで、犬の健康記録として
- 食欲、ご飯の内容
- おしっこの回数や色・におい
- お散歩の様子
- うんちの回数や色・匂い・形状
- 感情の変化(怒りっぽくないか?)
- お天気
などを記録しておくと、些細な変化もすぐに
気づくことができるようになります。
弱っているとお天気とうんちも連動している
ことがあると森先生も言われていて
うんち(お腹の調子)まで関係するんだ!と
びっくりしました。
記録を取ることで、
自分の元気をなるべく保つ暮らし方や
不調への備えもできるようになります。
私の場合、睡眠不足が続くと、良いお天気の
陽射しでさえも頭痛のきっかけになったり
緊張感のある作業のあとに頭痛がきたり…
と「天気が悪い」以外の状況にも左右されて
体調不良が出やすいことが分かりました。
しつけやトレーニングをするにも健康が必要
しつけやトレーニングをするときも
何よりワンちゃんが元気でなければ行えません。
そして人側も元気でなければ、余裕がなくなり
適切に対応することが難しくなってしまいます。
ワンちゃんと自分のためにも、日々の記録から
はじめてみませんか?
犬の記録はつけているよ!という方、
ご自身の記録も一緒にどうぞ。
もしかしたら、飼い主さんとワンちゃんの間
でも何か関係していることが見つかるかもしれませんよ。