愛の鞭ゼロ作戦③〜犬と私621〜
前回の続きです。
しつけに体罰、暴言を使うことの悪影響がたくさんあること、それが成長後も長期に渡って問題行動や本人の生き辛さをも引き起こすことが分かりました。
イライラのクールダウン
言うことを聞いてくれなくて、イライラすることは誰しもがあります。
また疲れていて余裕がない時にも、ちょっとしたことで爆発しそうになります。
そうなってしまってから、どうしようかと考えてもなかなか冷静にはなれません。
普段からイライラしたときに、自分の気持ちを落ち着かせる術をいくつか見つけておけるといいですね。
- 深呼吸する
- 数を数える
- 窓を開けて風に当たる
といった方法が資料では紹介されていました。
他には、
- 別室に行く
- 好きな飲み物を飲む
- 好きな香りを嗅ぐ
- 好きな曲を聞く
普段から好きなもの、自分がワクワクしたり、リラックスできることを気分転換に用意しておきましょう。
親自身がSOSを出そう
命を育てるのは大変な責任と、良いことばかりでは決してないです。(もちろん、良いこともたくさんありますが)
一人で抱え込むのではなく、家族と分担、様々なサービスを利用したり、相談できるお友達を作るのもいいですね。
みんなの手を借りることは、犬の社会化にもなりますし、いざという時にもお世話をお願いできる人として、心強い存在になります。
育ちを応援する
犬も成長過程で思春期があり、怯えやすくなったり、神経質でイライラしたりと、対応に困りやすいことが起こります。
一歳で成犬だから大人ではなく、まだ生まれて1年。二歳三歳でも、まだ生まれて2、3年のことです。
育つのを応援する気持ちで、大らかに焦らずにいきましょう。