協力してもらう〜犬と私870〜
先月よりスタートした子犬教室。
トリマーさんと一緒に、お手入れデビュー、しつけ、社会化デビューのお手伝いをしています。
前回の教室の様子を見て、トリマーさんから「犬が自ら動いてくれるように促しているのがすごい!」という感想をいただきました。
これはしつけ、社会化を考える上で、とても大切な視点です。
人が一方的に何かをするのではなく、ワンちゃんにも協力してもらって、一緒に形作っていくようなイメージです。
お散歩に行こう!と言ってハーネスを出してくると、ワンちゃんが自ら頭を入れてくれる。
外す時もバックルを取って、いいよーと言うと自分で頭を抜いてくれる。
そのようなコミュニケーションを取りながら、様々なことができると暮らしはお互いに楽に楽しくなります。
お散歩後の足拭きも、右、左、後ろ…と一本一本、声をかけながら毎日拭いていくことで、わんちゃん自ら足を持ち上げたり、軽く浮かせてくれるようになるものです。
励ます、見守る、助ける、協力する
そのようなキーワードを大切に、しつけや社会化ができると、嫌々が増長したりすることもありません。
何より飼い主さんや人間のことを、信頼できると思ってくれます。この関係性こそが、全ての土台で大事なことですね。