ハウスには自分で入ってもらおう〜犬と私675〜
ハウス(サークルやクレート)に入ってもらうときに、抱っこをして中に入れていませんか?
子犬のうちは素直に入ってくれていても、大きくなるにつれて
- 入りたくないと抵抗する
- 抱っこされている時に暴れる
- 抱っこしようと近づいたら逃げる
- 逃れるために咬みそうになる
といった問題が出てきやすくなります。
その頃には、捕まえられずに鬼ごっこになっていたり、飼い主さんが近づくことを警戒するようにもなります。
こうなることを防ぐためにも、ハウスには自分の足で納得して入ってもらいたいです。
ハウスが好きになってくれるように、ハウストレーニングも大切です。
最初のうちはオヤツで誘導しても構いませんので、自分の足でハウスに入る習慣をつけましょう。
子犬や成犬でも小型犬の場合は、抱っこをしやすいので、すぐに抱いてその場に対処しがちです。
しかしハウスに限らず、抱っこで人がコントロールしてしまうことが多くなりすぎないように注意したいです。
犬が地面に自分の足で立っているからこそ、自分で問題を解決する能力も鍛えられます。
成長の機会を掴めるように、犬が自分で対処するためのサポートをしていきましょう。